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これはボクたちの夢
SAISHIP
加山雄三が提案するウルトラ・エコシップ風力と太陽光だけで航行する揺れない船です
研究事例 エコシップ
加山雄三が提案するウルトラ・エコシップ風力と太陽光だけで航行する揺れない船です
地球と日本の環境を守り未来の子どもたちのために
21世紀に入り、世界中が地球温暖化という人類の生存に関わる脅威に対して立ち向かおうとしています。 05年には「京都議定書」が発効され、世界中でさまざまな対策が進められています。このような中、09年鳩山総理がニューヨークの国連 気候変動サミットにおいて、我が国の目標として温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減することを表明されました。 政府では、地球の環境を守り未来の子どもたちに引き継いでいくため「チャレンジ25」と名付け、地球温暖化防止の対策を推進しており、 そのための国民運動を「チャレンジ25キャンペーン」としてさまざまな展開がなされています。私は総理からチャレンジ25キャンペーン の応援団長にご指名をいただきました。そこで私にできることは何かと考えたとき、それは私の頭の中に長年温めてきたアイデアの実現に あると思ったのです。私は工学的なことが好きで、40年も前から新らしいエネルギーのことを考え続けてきました。これまで趣味で23隻 の船を設計しました。こうした経験から、私の中には、揺れない船、自然再生エネルギーだけで航行できる船、災害救助に威力を発揮する 船、これらを一つにまとめたゼロエミッション・シップというアイデアがあります。これを実現し、日本から発信できたらすごいことだな と考えるようになりました。東北大震災、福島原子力発電所事故は本当にショックで、思い出すと涙があふれてきます。やはり自然エネル ギーを活用し地球環境を守ることに尽きると思います。真剣に地球環境保護を考え、その夢を形にすれば、きっと日本を元気にする材料に なるものと確信し、ここに私のアイデアをまとめさせていただきました。このアイデアをヒントに皆さま方の智恵が集まり、安心で豊かな 未来に向かう大きな目標の発信源になれば幸いです。ご支援の程よろしくお願い申しあげます。
加山 雄三
SAISHIPって?
このプロジェクトは、SDGsの一環として加山雄三さんが考えた夢の船の構想です。海の男、若大将が長年の経験から考え出しました。 自然再生可能エネルギー、例えば風力と太陽光だけで航行でき、あめんぼのように海面に浮きあがり、 大きな波がきても揺れない船です。発電と海水から真水を作り出す機能があるから、災害救助に役立ちます。具体的な構想に向けて、知力経営研究所は加山雄三さんのアシスタント兼まとめ役としてプロジェクトに加わり、経済産業省・自然エネルギー庁、内閣官房・総合海洋政策本部、NEDO、東京大学生産技術研究所などが議論・構想に参加しました。
コンセプト
1,環境保護/ゼロエミッション
自然再生可能エネルギー(風力&太陽光)のみで 航行する究極のゼロエミッション船。地球環境保 護、創エネルギー・省エネルギー技術革新をリー ドする自立型次世代スマートエネルギーシティの 一つのかたちを提案する。
2,揺れないストライダー構造
世界初のストライダー構造。4基の潜水型推進器 が船体を支えるアメンボウ型構造により10mの 波でも揺れないハイステイブルキャビンを実現。
3,高い災害救助活動能力
災害時は救助活動船として本領を発揮する。 移動発電&電力供給機能/飲み水製造供給1日100 t以上/大浴室機能/揺れない構造により救命救急 治療が可能/無線基地局etc.
4,発電&蓄電能力
1日の期待できる発電量:2000kWh 風力発電:垂直型新設計風力発電:200kW 太陽光発電:総面積2005㎡:300kW 蓄電能力:3.500kWh以上 ニッケル水素/リチウムイオンetc
加山雄三さん直筆の図面
日刊工業新聞に全面特集記事として掲載されました
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